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ヤナ・ボウシュコヴァー ハープ・リサイタル東京公演 2017

★2019年4月の公演はこちらのページをご覧下さい★

ハープ界の女王 再来日

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「Century of Talent(世紀の才能)」と称されるチェコ共和国のハープ界の女王ヤナ・ボウシュコヴァーは、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団のソリストであり、世界で最も有名な数々のハープ・コンクールでのチェコで唯一の受賞者である。その彼女が2015年以来2年振りに来日し、東京都多摩市のパルテノン多摩 小ホールにて今回唯一の公演を行った。

日時:2017年6月1日 (木)
会場:パルテノン多摩 小ホール
開演:19:00(18:30 開場)
主催: BellArte KAZELFA 株式会社
後援:多摩市  チェコ共和国文化省  在日チェコ共和国大使館  協力:チェコセンター  特別協賛:青山ハープ株式会社

■出演■
ヤナ・ボウシュコヴァー(ハープ) チェコ・フィル首席ソリスト

■曲目■
J. デュシェック|ソナタ 変ホ長調
Dussek | Sonata
ロセッティ|ソナタ 変ホ長調
Rössler-Rosetti | Sonata
ドヴォルザーク|アメリカ組曲 イ長調 から
Dvořák | American Suite
アルヴァース|序奏、カデンツァとロンド
Parish-Alvars | Introduction, Cadenza & Rondo
ファリャ|スペイン舞曲
Falla | Spanish Dance
スメタナ (トゥルネチェク編曲)|モルダウ・ファンタジー
Smetana | Vltava Fantasy

ヤナ・ボウシュコヴァー(ハープ) プロフィール
プラハ音楽院を卒業後、オストラヴァ大学のリブシェ・ヴァハロヴァ教授のクラスで指導を受け、その後アメリカのインディアナ大学にてスーザン・マクドナルド女史のもと学んだ。彼女は、世界で最も権威のある数々のコンクールで賞を受けたチェコ唯一のハープ奏者であり、1992 年 USA 国際ハープ・コンクール優勝。同年イスラエル国際ハープ・コンクール第 2 位。2004 年にはチェコ共和国の最も優れた女性 10 人の一人として、クラシック音楽家としては史上初となる女性プロフェッショナル賞を受賞。授賞式はプラハ城にて、当時のヴァーツラフ・クラウス大統領臨席の下行われた。2000 年よりプラハ芸術アカデミー及びチェコ・フィルハーモニー管弦楽団の芸術委員会の一員である。国内外のレーベルから 20 枚を超えるCD をリリースしており、ラジオやテレビ局向けにも多数の録音を行っている。

ヤナ・ボウシュコヴァー ハープ・リサイタル 東京公演2017について
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者・ソリストで、同団の芸術委員会のメンバーとしてのヤナ・ボウシュコヴァーについては、2015年末のNHK音楽祭で首席指揮者イルジー・ビエロフラーヴェクが指揮をしたスメタナの交響詩「我が祖国」全曲の演奏会でのテレビ放映でご覧になった方も多いことであろう。最初の第1曲「高き城」の冒頭部、指揮者が棒を振らず目だけで2人のハーピストにどうぞ、と簡単な合図を送った後、このチェコの歴史を音楽で表現した見事な楽曲の演奏を開始しその後のオーケストラ全体に膨らんでいく圧倒的な名演をリードしたのが、彼女のオーケストラ・プレーヤーとしての一つの顔である。

米国の著名なアーティスト、スーザン・マクドナルド教授は、「世紀の才能」と表現してヤナ・ボウシュコヴァーを賞賛し、世界の批評家は皆同様に彼女の公演を高く評価し、特に息を呑むようなテクニックの完成度、華麗な精緻さ、エスプリ、深み、感度、そして彼女独特の表現力を讃えている。

ソリストとしてのキャリアでは、主要オーケストラとのハープ協奏曲での共演を始め、マキシム・ヴェンゲーロフ、クリスチャン・テツラフ、ユーリ・ベシュメット、ムスティスラフ・ロストロポーヴィッチ、ラデク・バボラーク、エマニュエル・パユなど著名な音楽家との室内楽での共演も数多い。

今回は単独での来日。本人の強い希望によりハープだけのソロ・リサイタルでプログラムが組まれている。

「私は日本への再来を本当に楽しみにしており、今回はチェコ音楽の宝石のような作品を演奏する機会があります。私は日本に定期的に演奏旅行に来ていますが、前回の2015年の東京公演も含めてほとんどがチェコ・フィルと一緒に訪問しています。私は日本の全国各地を訪問する機会があり、日本とその素晴らしく暖かい聴衆、そして私が愛する日本料理も本当に大好きです!私は本当に興奮しています。ついに私は数年ぶりに、そして今回は多摩では初めてソロ・リサイタルの公演を行います。」とヤナ・ボウシュコヴァーは語る。

さらに、ヤナ・ボウシュコヴァーは彼女の母親でありハーピストとしても有名なリビュゼ・ヴァハロヴァー教授とともに、チェコのレパートリーを発掘、開拓し、またハープ用に編曲して普及に努めている。 リサイタルの最後に演奏されるモベルドリッチ・スメタナのモルダウ(チェコ語ではヴルタヴァ)、またはアントニン・ドヴォルザークやヨゼフ・スークの作品など、世界のハープ・レパートリーを大幅に充実させた。そしてこれらの作品の一部を今回彼女のリサイタルで自ら紹介する。

「チェコの音楽は私にとって特別なもので、チェコ音楽の愛好家の多い日本で、最も美しいこれらの作品を私が演奏することができてとても嬉しく思います。スメタナのモルダウはチェコの国歌のようなものであり、ハープのバージョンは繊細で魅力的です。皆さんはきっとこの作品をお聴きになって恋に落ちると私は確信しています。さらに、アントニン・ドヴォルザークによるアメリカン組曲も、ハープのための自分自身による編曲で演奏する予定です」と彼女は語る。

これに加えてデュシェックとロゼッティのソナタ、ファリャのスペイン舞曲など名曲を集めたプログラムは、この魅力のある楽器の本格的な独奏演奏会として、今年のクラシック音楽界の大きな注目を集めることと期待される。

ヤナ・ボウシュコヴァー OFFICIAL WEBSITE
http://www.jana-bouskova.com/

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