2026年11月18日(水)19時より、東京都 パルテノン多摩 小ホールで、
中園理沙 ピアノリサイタル 〜静謐なる光 〜
歴史に埋もれた名曲が、悠久の時を経て今ここに甦る
を開催することに決定致しました。
詳しい内容が決まり次第、この公式ウェブサイトを開設いたします。もうしばらくお待ちください。
歴史に埋もれた名曲が、悠久の時を経て今ここに甦る
The Hidden Gems Project Vol. 1
中園理沙 ピアノ リサイタル
Lisa Nakazono – Piano Recital 2026 in Tokyo
〜静謐なる光〜
“Serene Light”
チラシ (PDF) のダウンロードはこちら → Leaflet
曲目
ブルーメンフェルト: 海辺にて Op. 38 No. 1
リャードフ: 舟歌 Op. 44
アレンスキー: 練習曲 Op. 74 No. 2
レシェティツキ: 慰め Op. 40 No. 2
ボルトキエヴィチ: 練習曲 Op. 15 No. 1
サン=サーンス=ゴドフスキー: 白鳥
アンティポフ: 夜想曲 Op. 12
エルランジェ: アルバムのページ
スクリャービン: 前奏曲 Op. 15 No. 1
モシュコフスキ: 3つの小品 第2曲”捧げもの” Op. 87
他
*都合により予告なく曲目が変更になる場合があります。
Program:
Blumenfeld: Près de l’eau Op. 38 No. 1
Lyadov: Barcarolle Op. 44
Arensky: Etude Op. 74 No. 2
Leschetizky: Consolation Op. 40 No. 2
Bortkiewicz: Etude Op. 15 No. 1
Saint-Saëns=Godowsky: Le Cygne
Antipow: Nocturne Op. 12
Erlanger: Album Leaf
Scriabin: Prelude Op. 15 No. 1
Moszkowski: Trois Morceaux No. 2, Op. 87 “Offrande”
etc.
*Program is subject to change without notice.
日時・会場 / Date & Venue
2026.11.18 (水) 19:00 開演 (18:30 開場)
パルテノン多摩 小ホール
京王線、小田急線、多摩モノレール 多摩センター駅 徒歩7分
19:00, Wednesday, 18th Nov. 2026
at Parthenon Tama, Small Hall
チケット
全席自由 一般 4,000円 [税込] 学生 2,000円 [税込]
Tickets
Adult 4,000 Yen (inc. Tax), Student 2,000 Yen (inc. Tax) All seats are unreserved.
* 未就学児の入場はご遠慮ください。
* 公演中止の場合を除き、ご予約、ご購入後のチケットの払い戻し、変更。キャンセルはお受けしていません。
プレイガイド ~ チケット購入 / Ticket Sales
1) パルテノン多摩 チケットオフィスでの販売 (9月1日より発売開始)/ Parthenon Tama Box Office
〒206-0033 東京都多摩市落合2-35
受付時間:9:00 ~ 20:00 (休館日を除く)
2) イープラス e+
https://eplus.jp/sf/detail/4564400001-P0030001
3) KAZELFA チケット直販 / KAZELFA Direct
中園理沙 プロフィール
4歳よりピアノを始め、桐朋学園大学音楽学部演奏学科ピアノ専攻卒業。これまでに日本、ポーランド、オーストリア、チェコ、中国、台湾、韓国にて演奏を行い、国際コンクールの審査員を日本、台湾、マレーシアで務める。
第1回エレーナ・リヒテル国際ピアノコンクール第1位、第23回かながわ音楽コンクールシニアピアノ部門第2位をはじめとする数々のコンクールで入賞。2005年、海外マスタークラス派遣オーディションに最優秀の成績で合格(東京国際芸術協会主催)し、ロシア国立モスクワ音楽院に派遣される。
2008年、桐朋学園大学音楽学部在学中より『リサのきらめきクラシックス』シリーズで演奏活動を開始し好評を博す。
大学4年次にレコード会社(株式会社Aniplex)よりスカウトされ、CDデビューが決定。
2009年3月、桐朋学園大学音楽学部卒業と同時にアルバム「ショパンdeジブリ」(販売:ソニーミュージック)でCDデビュー。以後2年間、約100公演のコンサート活動をこなし、音楽誌、テレビ、ラジオ等のメディアにも多数出演。
2009年に出演したフレッシュ・アーティスツfromヨコスカリサイタルシリーズでは、「豊かな表現力で注目を集める若き才媛」と評された。
2010年1月、2ndアルバムとなる「ショパンde星に願いを」をリリース。また、同年にはテレビ東京系アニメ”世紀末オカルト学院”の劇中で使われるクラシックピアノ曲『ラ・カンパネラ』『ワルトシュタイン』の演奏者に抜擢され収録を担当。その他、音楽誌”極上のピアノ”の連載を執筆。また、ヤマハ株式会社制作の自動演奏付きグランドピアノ”ディスクラビア”の演奏者にも抜擢され、13曲を収録した。
2010年、ヤマハ株式会社の企画でショパン生誕200年記念コンサートを、2011年にはリスト生誕200年記念コンサートを日本各地で行う。
2012年及び2013年、『仙台クラシックフェスティバル』に出演。
また、同年(2013年)にはポーランドのマゾフシェで開催されたショパンフェスティバルに招待されソロリサイタルを行い、その模様が現地マゾフシェTVで放映された。また、同国の首都ワルシャワでもソロリサイタルを行う。
2014年にはポーランド・ワルシャワ、及びオーストリア・ウィーンでソロリサイタルを行い、2015年に在日チェコ商工会議所の文化担当官に任命され、国際文化交流に尽力する。 2017年、松本ピアノフェスティバルに出演。また、長野県にて上田アンサンブル・オーケストラとベートーヴェンのピアノ協奏曲”皇帝”を共演。 同年8月、チェコ・プラハにてソロリサイタルを行う。
2018年には中国・北京にてソロリサイタル、及びピアノマスタークラスの講師を務め好評を博す。同年9月、韓国にて中国のサクソフォニストと共演。
2019年〜2021年、台湾で開催された卓越盃國際音樂公開赛コンクールの審査員を務める。
2024年、ゴールドスター国際音楽コンクール日本予選審査員、並びにマレーシア本選(Grand Final)の審査員を務める。
これまでにピアノを川染雅嗣、下田幸二、朴久玲、ソルフェージュを石原真の各氏に師事。
Lisa Nakazono Profile
Lisa Nakazono was born in Japan and started learning the piano at the age of four.
She is a prize winner in national and international piano competitions. In 2005, Lisa applied for the “master class” program (piano division), sponsored by the Tokyo International Association of Artists (TIAA), and qualified with the top score, winning a full scholarship to study at Moscow Conservatory.
In February 2008, Lisa won first prize in the first Elena Richter International Piano Competition held in Tokyo, named in honor of the piano professor at the Moscow Conservatory. That same year, while she was studying at Toho Gakuen School of Music, Lisa made her professional performance debut with the concert series which was organized and sponsored by Yamaha Corporation.
Around this time, as a senior in college, Lisa signed with the record label (Aniplex/Sony Music).
In March 2009, when she graduated from Toho Gakuen School of Music, released her first CD entitled Chopin de Ghibli.
This recording features piano solo versions of songs and music from the animation of Hayao Miyazaki’s Studio Ghibli, such as “Day of the River” from Spirited Away and the title track from Ponyo, arranged in the style of Polish composer Frédéric Chopin.
Lisa was selected to perform at the Yokosuka Arts Theatre in September 23, 2009 as part of the “Fresh Artists from Yokosuka” series.
Her performance was admired – “Lisa’s performance is richly expressive and she is a young precious talent”.
In January 2010, her second album “Chopin de Hoshi ni negai o”‘ was released. It features a Chopinesque rendition of the title track “When You Wish upon a Star” as well as other tunes from Disney studio’s animated works, musicals and entertainment films.
Her concert tour “Fantastic Chopin 2010” that year commemorated the 200th anniversary of the birth of Chopin.
Also the anime series Occult Academy (Seikimatsu Okaruto Gakuin) had a run this year, for which she recorded as background music her performances of “La Campanella” and Beethoven’s Piano Sonata no. 21, “Waldstein”.
2011, Lisa gave another commemorative tour, this time paying homage to the bicentennial of the other great Hungarian composer, Franz Liszt. She also co-participated in “Bravo! Piano 2011” tour across Japan.
2012, she gave a tour commemorating the 150th birthday anniversary of Debussy, and took part in the Japanese music festival “7th Sendai Classic Festival 2012.”
From 2010-11, she wrote a series of essays/travelogue that ran in four issues of the Gokujō no piano magazine, published by Yamaha Music Media Corporation.
In addition, she was in charge of recording the performance on the “Disclavier”, a modern version of the classic player piano produced by Yamaha corporation.
2012 and 2013, Lisa performed at the Sendai classical festival in Japan.
2013, Lisa gave a piano recital in Warsaw, Poland, and also she was invited to perform at the Chopin festival in Masovia, where her recital was broadcast.
Also, in 2014, Lisa gave a piano recital in Vienna, Austria and Warsaw, Poland. In 2015, she was appointed cultural director of the Czech Chamber of Commerce in Japan, and she is committed to international cultural exchange.
In 2017, she performed at the Matsumoto piano festival in Nagano, Japan. Lisa also performed Beethoven’s piano concerto “Emperor” with Ueda ensemble orchestra in Nagano, Japan. In August of the same year, she gave a concert in Prague, Czech Republic.
In 2018, Lisa gave a piano recital in Beijing, China and also served as a master class teacher. In September of the same year, she played with the Chinese saxophonist Shu Gang Yao in South Korea.
In 2019, she served as a judge for the Excellence Cup International Music Competition in Taiwan.
In 2024, she served as a judge for the Gold Star International Music Competition 2024 Japan Preliminary Round and althe Grand Finals in Kuala Lumpur, Malaysia. Also, in 2024, Lisa was appointed as the specialist for music culture, a project of KAZELFA corporation.
Lisa studied with Mr. Masashi Kawasome, Mr. Koji Shimoda, Ms. Koo Ryeong Park, Mr. Makoto Ishihara (Solfeggio).
リサイタルに寄せて
「花に鳴く鶯(うぐひす) 、水に住む蛙 (かはづ)の声を聞けば、生きとし生けるものいづれか歌をよまざりける」
ー これは私の胸に深く刻まれている古今和歌集の一節です。
「生きとし生けるものは全て歌を詠んでいる」と謳った、この平安時代の風雅な和歌が脳裏に浮かんだのは、朝未きに鶯のさえずりに耳を澄ませていた時のことでした。
世界がゆっくりと目覚め、空が柔らかく色づき始めるこの神秘的で静謐なる時間に響き渡った鶯のさえずりは、何と美しかったことでしょう。実に清らかで澄んでいて、それは「歌詠み鳥」(上の古今和歌集の一節から付けられた鶯の別称)そのものでした。
歌詠み鳥の余情をたたえた空間に佇み、日の出のやさしい曙色を眺めながら和歌を味わっていた私は「ああ、生きとし生けるものは全て歌を詠んでいるのだ。世界の全ての命、存在が音楽を奏でているのだ。そして全ては調和している。この世界観をピアノで表現したい。」という想いが静かに熱く、そして確固たるものとして自身の内奥から湧き上がるのを感じたのです。
そして次の瞬間に「世界にはまだ日の目を見ていない作曲家、歴史の中で人々の記憶からいつの間にか忘れ去られてしまった小さな宝石のような曲が、数多く存在するのではないか。それらを世界の人々に届けてゆきたい。」という考えが、まるで天啓を得たかのように降りてきました。
この体験から生まれたものが”The Hidden Gems Project”です。”Hidden Gem”とは隠れた宝石を意味する言葉であり、正に歴史に埋もれた作曲家、名曲を発掘し光を当ててゆくプロジェクトとなります。これは、今後の私の音楽家人生を懸けた、活動の中核を成すものとなるでしょう。
その皮切りとなる今回のリサイタルでは、作曲家の魂に誠実に寄り添い、丁寧に音を紡いでゆき、最後に全体を通してその本質が浮かび上がるような演奏をしたいと思っております。
“生きとし生けるものいづれか歌をよまざりける” ー 楽譜に書かれた全ての音に命が宿り、全てのフレーズが歌を詠んでいるかのように。そして、生きとし生けるもの全ての命が調和して一つの世界を創造しているように。
それでは皆様、是非会場で時を超えた空間にそっと身を委ねてみて下さい。
歴史に埋もれてしまった作曲家の魂が再び温かく息づく瞬間、秘められた曲の数々が静謐なる光を放つ瞬間を皆様と分かち合えますことを心より願っております。
中園理沙
リサ・ナカゾノ(中園理沙)のリサイタルに寄せて
私達の多くにとって、”Gems” = “宝石”、珠玉”は並外れた美しさの象徴であり、希少で貴重、そして往々にして手の届かない存在です。しかし、「The Hidden Gems Project」を通じて、この美しさは私たち一人ひとりの身近なものとなります。
ピアノ音楽は、私達を結びつける共通の絆であり、共有する情熱です。それは国境や宗教、文化を超越し、音楽という普遍的な言語を通じて人々を一つに結びつけます。
こうした「隠れた宝石」を探し求める中で、再発見され演奏される忘れ去られた楽曲の一つひとつが、音楽そのものだけでなく、作曲家やその物語、そしてそれを取り巻く歴史にも新たな命を吹き込みます。
この素晴らしいプロジェクトにおいて、私の親愛なる友人であり、真の妹とも言えるリサ・ナカゾノ(中園理沙)と共に活動できることは、光栄であり、また特権でもあります。ピアノへの共通の愛が私達を結びつけましたが、リサ・ナカゾノはあらゆる演奏に心と魂を注ぎ込む、稀有なピアニストの一人です。彼女の音楽は単に「聴く」だけのものではなく、深く「感じる」ものです。
私は50年近くにわたり、ピアノの修復に人生を捧げ、忘れ去られ放置された楽器に新たな命を吹き込んできました。その過程で、私は大切な家族の思い出を蘇らせる手助けもしてきました。これらの美しいピアノが再び歌い出し、「隠れた名曲」の新たな演奏の「声」となることを可能にしてきたのです。
リサ・ナカゾノはそれぞれのピアノに命を吹き込みます。彼女の卓越したタッチと美しい音色により楽器を覚醒させ、真に歌わせるのです。
ピアノ音楽の隠れた宝石を発掘するというこの素晴らしいアイディアは、私達全員にインスピレーションを与え豊かにしてくれることでしょう。
“The Hidden Gems Project”はリサ・ナカゾノが私達一人ひとりに贈る愛の贈り物です。彼女の心の深遠から生まれた私達への贈り物です。
この素晴らしいプロジェクトが、私の妹であるリサ・ナカゾノにとって大成功を収めることを願っています。そして、このプロジェクトが世界中の聴衆に喜びとインスピレーション、そしてピアノ音楽へのより深い理解をもたらし続けますように。
これらの「隠れた宝石」を世界と分かち合うことで、私たちは音楽的遺産を守り、私たち全員の生活を豊かにすることができるのです。
フィリップ・シモンズ – ピアノ修復専門技術士、The Hidden Gems Project オーストラリア支部




